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2023.08.07
世界の方々に見ていただきたい、日本の美夜景が続々。2023年8月7日(月)、(一社)夜景観光コンベンション・ビューロー(代表理事丸々もとお)内、日本夜景遺産事務局では、第18回「日本夜景遺産」の新規認定地を決定・発表しました。本年の候補地は、全国の夜景観光士及び自治体・事業者の推薦により昨年比で50箇所以上も多い全国160箇所がノミネート。事務局では、候補地の調査及び夜景マイスター(夜景検定1級の有資格者)による投票や各管理団体への確認申請等を経て、厳正・厳密に選定いたしました。
2023年の観光業界は水際対策緩和や入国制限の撤廃に伴うインバウンド復活に合わせ、訪日外国人1人あたりの消費額増加が注目されています。2019年のコロナ禍前(4-6月期)である95.1%まで回復。さらに消費額構成比では宿泊費の割合が35%(2019年は28.9%)と最も高まっています。
夜間の美しい観光資源を集めたブランド「日本夜景遺産」は、宿泊率向上に向けても全国各地の行政・民間団体から広く共感を得ており、今回の認定を通して、日本の観光復興のもちろん、多くの方々が「夜景観光」を楽しんでいただく環境づくりを目指していきます。
本年の新規夜景遺産認定地は13箇所。4分類中では、「施設型夜景遺産」3箇所、「ライトアップ夜景遺産」10箇所、が加わり、認定追加・解除を含めた夜景遺産地の合計は全国280カ所となりました。
新たに認定された夜景遺産は以下の通りとなります。投票や選定にご協力頂いた皆様には深く御礼申し上げます。
前述の通り、13箇所の新規認定地が誕生しました。本年は、「倉敷美観地区」が過去何度もノミネートされながらも今回は悲願となる認定となりましたが、その一方で、「栃木県庁15階展望ロビー」を有する自治体の運営施設や、「東急プラザ銀座 屋上」「ホテル椿山荘東京」「多摩モノレール」といった商業施設やホテルや鉄道など、バラエティに富んだジャンルが登場したことも本年の特徴です。
さらに、自然を活かした夜景として「水郷潮来あやめ園ライトアップ」「弥彦公園 紅葉ライトアップ」「若竹の杜 若山農場」認定。日本の歴史文化を活かした夜景資源として「足利学校 ライトアップ」「うおづキャンドルロード」「松江水燈路」「小倉城」「別府タワー ライトアップ」が選出され、総じて外国人観光客にも注目されるライトアップが多数誕生しています。本認定に際し、ご協力いただいた皆様、ご応募をいただいた皆様、誠にありがとうございました。「わが町を夜景遺産に認定したい!」という皆様の熱い想いから、パンフレットや動画や写真、小冊子など多岐に渡る資料をお送りいただき、事務局としては感謝の念が耐えません。
さて、本年11月2日(木)、栃木県足利市で開催する「夜景サミット 2023 in足利」において、日本夜景遺産の新規認定授与式を行う予定です。今後、詳細な内容を発表して参りますので、どうぞご期待ください。また、サミットへの皆様のご参加をお待ちしております。