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2022.08.22
アフターコロナの観光業界を応援したい。2022年8月22日(月)、(一社)夜景観光コンベンション・ビューロー(代表理事丸々もとお)内、日本夜景遺産事務局では、第17回「日本夜景遺産」の新規認定地を決定・発表いたしました。本年の候補地は、全国の夜景観光士及び自治体・事業者の推薦により全国100箇所以上。当事務局では候補地の調査及び夜景マイスター(夜景検定1級の有資格者)による投票、各管理団体への確認申請等を経て、厳正・厳密に選定いたしました。
ここ数年、観光業界はコロナ感染症の影響で大きな打撃を受けたことで、観光地ではインバウンドのみに頼らず地域の魅力を再発見するなど観光様式も多様化しました。某民間企業が実施したアジア・欧米豪を対象としたアンケートでは、コロナ終息後に訪れたい国として日本が第1位という評価も得ています。このような時勢であるからこそ、滞在型観光につながる美しい夜景を集めたブランド「日本夜景遺産」は全国各地の多くの行政・民間団体から大きな共感を得ています。事務局では日本の観光復興を目指し、多くの方々が「夜景観光」を楽しんでいただく環境づくりを目指していく所存です。
本年の新規夜景遺産認定地は10箇所。夜景遺産4分類中の「自然夜景遺産」4箇所、「施設型夜景遺産」3箇所、「ライトアップ夜景遺産」2箇所、「歴史文化夜景遺産」1箇所が加わり、認定追加・解除を含めた夜景遺産地の合計は全国270カ所となりました。
新たに認定された夜景遺産は以下の通りとなります。投票や選定にご協力頂いた皆様には深く御礼申し上げます。
★ミッドランドスクエア 屋外展望台「スカイプロムナード」(愛知県名古屋市)
17回目の新規認定地は前述の通り、10箇所の新規認定地が誕生しました。本年の特徴としては「垂坂公園 羽津山緑地」「松山総合公園 展望広場」「鹿児島県庁 展望ロビー」「浦添大公園」など自治体が管理する展望台が多く認定されました。そのほか、「ミッドランドスクエア」「天保山大観覧車」「風頭公園」「若戸大橋」「モエレ沼公園」など兼ねてより有名な夜景名所も悲願の認定。地域一帯で積極的に取り組む「琉球ランタンフェスティバル」や年間を通じた様々なイベント活動を推進「鳴子ダム」など、地方創生における底力が評価される結果となりました。
本認定にあたり、多数のご応募をいただき、誠にありがとうございました。「わが町を夜景遺産に認定してほしい!」との皆様の熱い想いから、パンフレットのほか動画や撮影写真、みどころをまとめた小冊子等、多岐に渡るアピールをいただき、感謝の念が耐えません。この場を借りまして、エントリーいただいた多くの皆様に厚く御礼申し上げます。
なお、本年11月11日(金)、沖縄県で開催する「ナイトコンテンツMICE 2022 in沖縄」において、日本夜景遺産の新規認定授与式を行う予定です。