夜景遺産認定地
とちぎけんちょう15かいてんぼうろびー
栃木県庁15階展望ロビー栃木県庁舎15階に位置する回廊式の展望ロビー。ガラス張りの広々とした空間が広がり、地上約65mからのワイドなパノラマビューを望む場所として県民に親しまれている。夜間は市内有数の夜景スポットとして知られており、最適なダウンライト照明のもと、ベンチなどに座りながらゆったりと夜景鑑賞が可能。360度、地方都市の様々な原夜景が圧巻。
栃木県庁本館15階に位置する回廊式の展望ロビー。ガラス張りの広々とした空間が広がり、地上約65mからのワイドなパノラマビューを望む場所として県民に親しまれている。
15階北側には県伝統工芸品展示コーナーや、県産木材で「県民の歌」の楽譜をデザインした壁レリーフ、南側には益子焼陶壁、県産食材を使用した展望レストラン「ダイニング十五家」などもある。来場者は高台から日光連山や筑波山を含む自然美、宇都宮タワーや宇都宮市街地など都市の景観を満喫することができる。夜間は市内有数の夜景スポットとして知られており、最適なダウンライト照明のもと、ベンチなどに座りながらゆったりと夜景鑑賞が可能。北側は八幡山公園に立つ宇都宮タワーとその先に広がる住宅光が主な景観。特に桜の時期などはタワーがライトアップされ、シンボリックに浮かび上がるタワーを中心に、郊外の住宅の明かりと闇で構成された抽象絵画のようなパノラマが楽しめる。一方、南側は宇都宮駅周辺の市街地が主な夜景。オレンジ色のナトリウム灯で照らされた道路と、様々な高さのビル群に灯る日本らしい白色の蛍光灯が中心だ。北側とは対照的に、下の建物や道路の存在感に目を引かれ、具象化された夜景が楽しめる。過去に何度かノミネートされていたが、今回は地方都市の原夜景の見事さが評価・支持され、日本夜景遺産への認定に至った。