夜景遺産認定地
わかやまのうじょう
若山農場栃木県宇都宮市の郊外に位置。100年以上、自然循環型農法で育てられた筍と栗を中心に栽培している。「竹を身近に感じてほしい」という思いから2017年より一般公開を開始。土日祝日に「夜の竹林ライトアップ」を実施しており、また、その暗がりから望む月は宇都宮市内で唯一「日本百名月」にも認定されている。
栃木県宇都宮市の郊外に位置。100年以上、自然循環型農法で育てられた筍と栗を中心に栽培している。東京ドーム5個分の広さを誇る敷地に、映画やCMのロケ地としても使用される美しく管理された竹林が広がる。「竹を身近に感じてほしい」という思いから2017年より一般公開を開始。見渡す限り広がる竹林と笹鳴りの音に包まれた空間は、一歩足を踏み入れるだけで、別世界に迷い込んだような感覚に。観光地としての魅力も多く、ハンモックや竹の器でいただくお抹茶、竹工作、筍狩りやブルーベリー摘みなどの収穫体験と、一年を通じて豊かな自然と触れ合える。またカフェやギャラリー、お土産なども充実。見渡す限りに続く圧巻の竹林を堪能できる若山農場では、土日祝日に「夜の竹林ライトアップ」を実施しており、また、その暗がりから望む月は宇都宮市内で唯一「日本百名月」にも認定されている。日中の清々しい竹林から一転、暗闇に照らし出される竹林と無数の竹灯りが、頭上に浮かび上がる幽玄の月を讃えるかのような夜の神々しい竹林へと一変する。さらに、毎年冬季には特別企画「Bamboo Winter Lights」を開催している。「光が愛でる、美しき竹夜の世界」をテーマに、かぐや姫の伝承と白熱電球を生んだという歴史的事実に即した“光と音のライティングショー”が人気を博している。「緑」を纏った美しい竹が寒色や暖色に染まっていくシーンを経て、改めて出会う竹林の緑色は息を呑むような荘厳な光景だ。竹に宿る様々な感情が溢れ出てくる神秘的な演出は来場者の心を響かせている。これら数年間の努力と評価が多くの票を集め、日本夜景遺産の認定となった。