夜景遺産認定地
やひここうえんこうようらいとあっぷ
弥彦公園 紅葉ライトアップJR「弥彦駅」から徒歩1分の場所に位置する自然公園。約4万坪の広大な園内には浅尾池や山上の展望広場、東屋などが各所に配置され、散策やピクニックに適した環境が整っている。10月下旬〜11月中旬まで夜間ライトアップを実施。園内にある約300本の紅葉や朱色の観月橋が織りなす光景が賞賛されている。
JR「弥彦駅」から徒歩1分の場所に位置する自然公園。大正5年(1916年)、吉田一弥彦間が参宮線(現在のJR弥彦線)開通を機に、越後鉄道株式会社によって大正7年(1918年)に造園された。約4万坪の広大な園内には浅尾池や山上の展望広場、東屋などが各所に配置され、散策やピクニックに適した環境が整っている。桜の名所として知られ、4月から5月初旬にかけて花見客も多い。新緑・ツツジの時期を経て夏の訪れを感じ始めた頃には、綺麗な水辺を求めてホタルが飛び交う。なかでも秋は木々が紅葉し、自然の恩恵を受けた絶景を求めて1年で最も多くの人々が来訪。10月下旬〜11月中旬まで夜間ライトアップを実施。園内にある約300本の紅葉や朱色の観月橋が織りなす光景が賞賛されている。本認定にも大きく貢献した近年の取り組みとして、2021年には「光の参道」をテーマにライトアップが大幅リニューアル。陰影を効かせたライトアップでより情緒豊かに演出している。さらにエリア拡大後は観光客の密集を避けながら公園内を広く散策できるようになった。また、水面に映る「逆さ紅葉」を鑑賞できるスポットも見どころ。なお、公園は夜間景観の向上に努め、ライトアップ増設や足元灯の修繕など、官民一体となり一層の景観美化と歩行者の安全確保を行なっている。