夜景遺産認定地

くろさきじょうあと(しろやまりょくち)
黒崎城跡(城山緑地)
黒崎城は慶長9年(1604年)に黒田長政が筑前入部の際に築かせた出城「筑前六端城」のひとつ。メインの眺望スポットは標高64mの山頂付近にあり、整備された展望台は無料駐車場から程近い距離に位置する。工場夜景を間近に見下ろすスタイルで楽しめる視点場だ。市街地との距離が近いため、工場と黒崎駅周辺と市街地の明かりが、一枚の絵のように同居する構図も魅力のひとつ。
北九州市八幡西区、JR「黒崎駅」の北東に広がる城山緑地公園は、黒崎城が築かれた場所である。城は慶長9年(1604年)に黒田長政が筑前入部の際に築かせた出城「筑前六端城」のひとつ。メインの眺望スポットは標高64mの山頂付近にあり、整備された展望台は無料駐車場から程近い距離に位置する。工場夜景を間近に見下ろすスタイルで楽しめる視点場だ。眼下に広がる三菱ケミカル株式会社の煙突や工場群の白色灯が大きなインパクトを放つ。市街地との距離が近いため、工場と黒崎駅周辺と市街地の明かりが、一枚の絵のように同居する構図も魅力のひとつだ。桜の名所としても知られており、春の時期には夜桜と工場夜景という珍しい取り合わせが楽しめる。北九州市には工場地帯の灯火や中心市街地の明かり、門司港レトロなどの歴史建造物を照らす灯りなど多彩な光の表情がある。こうした光の多様さゆえに日本夜景遺産の認定地も市内各所に点在しているのだ。同地は北九州を支えてきた近世の城郭遺構と近代日本を支えた工業景観、そして人々の営みを身近に感じられる夜景として評価された。