夜景遺産認定地
こうくえいさぬきあんのうこうえん うぃんたーふぁんたじー
国営讃岐まんのう公園 ウィンターファンタジー公園内が65万球のLEDによって、まるで光の絨毯のように埋め尽くされる。丘陵部の起伏を活かした立体的なグラウンドイルミネーションはフォトジェニックで、イルミネーションの中を歩く来場者のシルエットがストーリー性をもたらし、風景画を眺めているような感覚さえ覚える。
香川県仲多度郡まんのう町に位置する四国最大級の国営公園。面積は約350ヘクタールにも及び、四国山地の豊かな自然に囲まれ四季折々の花々や景観を楽しむことができる観光地だ。特に季節ごとの花々が咲き誇る「花めぐりの丘」や「花竜の道」などの花畑、そして自然の美しさを存分に満喫できる場所として地元の人々や観光客に親しまれている。公園内には芝生広場や遊具エリア、キャンプ場などもあり、家族連れやアウトドア愛好者に人気が高い。さらにピクニックや散策、バードウォッチングなど、多様な楽しみ方も可能。毎年冬季に開催される「ウィンターファンタジー」は2023年で18年目を迎えた。公園内が65万球のLEDによって、まるで光の絨毯のように埋め尽くされる。丘陵部の起伏を活かした立体的なグラウンドイルミネーションはフォトジェニックで、イルミネーションの中を歩く来場者のシルエットがストーリー性をもたらし、風景画を眺めているような感覚さえ覚える。そのほか、高さ10mのシンボルツリーや、高さ5m、4900個のイルミネーションを纏ったシャンパングラスタワーも同施設の定番演出だ。音楽に合わせて光が変化する「光のショー」は公園内の中心エリアで実施され、リズムに合わせてイルミネーションがダイナミックに動く様は老若男女を楽しませている。冬の香川の一大観光イベントとしてしっかりと地域に根付き、市民や近隣地域にも愛されている点が日本夜景遺産として評価された。