夜景遺産認定地
おおさきやまこうえん
大崎山公園
日没頃から徐々に街明かりが灯り、広大な平野部に三条市街地の大パノラマが楽しめる。晴れた日は弥彦山や新潟市の明かりまでも望める。眼下に広がる街明かりは北西の弥彦山に向かって徐々に光量が増し、色どりも艶やかになる。平野全体に斑模様を創りながら広がりゆく光のグラデーションが魅力的。
新潟県三条市に位置する自然豊かな公園。標高約120mの山頂からの景観を求めて多くの市民や観光客が訪れる。大崎山の正式名称は永明寺山。四季折々の自然を楽しめる場所としても知られ、特に春にはソメイヨシノを中心に咲き誇り、花見客で賑わう。同公園の頂上広場には、ベンチや高さ4mの大きなブランコ、展望台等を有している。2020年には「明治20年皆既日食観測地及び観測日食碑」として日本天文遺産の認定を受け、「日本における最初の近代的な皆既日食の観測地」としても広く知られるようになった。駐車スペースは整備され、夜間のアクセスも至便。2021年には頂上広場のリニューアルに伴い、3階の展望テラスが誕生。柵がガラス張りとなったことで、夜景鑑賞や撮影にも最適な視野が確保されるようになった。日没頃から徐々に街明かりが灯り、広大な平野部に三条市街地の大パノラマが楽しめる。晴れた日は弥彦山や新潟市の明かりまでも望める。眼下に広がる街明かりは北西の弥彦山に向かって徐々に光量が増し、色どりも艶やかになる。平野全体に斑模様を創りながら広がりゆく光のグラデーションが魅力的だ。また、大崎山公園は地元の方達からも多く利用され、テニスコートやマウンテンバイクコースなど賑やかな雰囲気が楽しめる。紅葉や雪景色の際など、訪れるたびに風光明媚な新しい魅力に出会える夜景名所だ