夜景遺産認定地
マツヤマジョウ
松山城2015年に初開催された城内イベント「光のおもてなしin松山城」以来、様々なライトアップイベントを開催する松山市内の勝山にそびえ立つ街のシンボル。毎日日没から23時までフルカラーLED照明によってライトアップされている。
松山市内の勝山にそびえ立つ街のシンボル。1602年に当時の西国大名・加藤嘉明が築城を開始し、四半世紀の年月を経て二代目城主・蒲生忠知の時代に完成した。その後の歴史は1635年から明治維新までの234年間に渡り、四国の親藩としての役割を担ったと言われている。日本夜景遺産として認定された松山城は、夜間ライトアップが対象となった。毎日、日没から23時までフルカラーLED照明によって照射されている。景観的な特徴は全国でも珍しい「連立式天守」の建築様式がライトアップにも存分に活かされていることだ。環状に連結した天守や櫓の白壁に光が映え、城を真下から見上げる近景や市街地からの遠景等、どこから眺めても城郭のインパクトを発揮。さらに本ブランド認定理由として、様々なライトアップイベントの実績も大きな要素である。2015年、城内イベント「光のおもてなしin松山城」を初開催。幻想的に彩られた松山城のサマーイルミネーションを創出した。今後、現代人の夜景鑑賞スタイルに合わせて日々進化を遂げていくことを期待したい。なお、松山城はライトアップの魅力以外にも市街地を一望できる夜景名所としても観光人気が高い。また、天守から眺める360度の景観を求めて多くのファンが訪れる場所としても知られている。