夜景遺産認定地
アラクラヤマセンゲンコウエン
新倉山浅間公園ライトアップされた五重塔を中心に、富士吉田市の夜景が一望でき、まるで真正面にそびえる富士山を讃えるかのように、市街地の光粒が燦然と輝く。また夕暮れ時の景色も人気が高く、雄大な富士山のシルエットと夕日のコラボレーションは贅沢なビューポイントとして多くの三脚が立ち並ぶ。
富士吉田市北部の新倉山に位置する公園で、園内にある398段の「咲くや姫階段」を登ると人気のビュースポットが待っている。春には約650本もの桜が咲き乱れ、雪化粧された富士山や朱色の五重塔と共に、日本風情豊かな絶景を創り出す。その絶景は、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」の表紙に起用され、さらには、海外サイト「世界中のカメラマンが死ぬ前に訪れなければならない21の場所」では、京都をおさえ世界第9位で紹介された。これらがきっかけとなり、外国人観光客も大勢訪れるようになった。また、夕暮れ時の景色も人気が高く、雄大な富士山のシルエットと夕日のコラボレーションは贅沢なビューポイントとして多くのカメラマンに注目されている。そして、夜間はライトアップされた五重塔を中心に、富士吉田市の夜景が一望できる。まるで真正面にそびえる富士山を讃えるかのように、市街地の光粒が燦然と輝く。7月に入ると、山小屋の明かりが灯り、夏の始まりを感じさせることも魅力のひとつである。また、五重塔から平野部にかけて広がる夜景の立体感、古い建築と現代の街並みが映し出す歴史のコントラスト等、夜景としての見どころは奥深い。2019年、富士山を望む稀有な夜景鑑賞地として「富士三大夜景」にも認定。今後もさらに国内外から注目が集まる。