夜景遺産認定地
ウシオクミハラシノオカ
牛奥みはらしの丘視界は南西方向に開け、日中は南アルプスと甲府盆地が一望。夜間は雄大な山々のシルエットを背景に甲府盆地の住宅や街灯の明かりが煌めき、ゆったりとした牧歌的な光景が広がる。また夕暮れも美しく、日没前からのんびりと夜の訪れを待ちたい日本夜景遺産。
甲府盆地東部、中央自動車道・勝沼ICから抜ける東山広域農道(通称・フルーツライン)沿いの標高約410mにある。見晴らしが良く、さくらんぼやぶどう等、色鮮やかな果樹園の風景を求めて訪れる車も多い。4月中旬頃、最盛期を迎えた桃が一斉にピンクの花を咲かせる風景は素晴らしく人気が高い。また、展望台付近には駐車場やベンチ、トイレが完備されているため、主に甲州市へ訪れた観光客が立ち寄る休憩所として知られている。視界は南西方向に開け、日中は南アルプスと甲府盆地が一望。夜間は雄大な山々のシルエットを背景に甲府盆地の住宅や街灯の明かりが煌めき、ゆったりとした牧歌的な光景が広がる。圧倒的な光量というよりは、微細な光が闇のまにまに点在することで、まるで夜空の星々が地上に舞い降りたような幻想感がある。その一方で、単なる町の夜景鑑賞だけでなく、多種多様の季節のイベントを楽しむ視点場としても人気がある。春は御室山に炎で文字が浮かび上がる火祭り「笈形焼き(おいがた焼き)」、夏は「県下納涼花火大会」や「石和温泉花火大会」が鑑賞可能だ。また、駐車場からも夜景が望めるため、夜間ドライブついでにカップルやファミリーも多く訪れる。夕暮れも美しく、日没前からのんびりと夜の訪れを待ちたい日本夜景遺産と言えるだろう。