夜景遺産認定地
ムロランカンコウドウロ(チキュウミサキテンボウダイ・トッカリショテンボウダイ・シオミコウエンテンボウダイ)
室蘭観光道路(地球岬展望台・トッカリショ展望台・潮見公園展望台)太平洋に面した「地球岬展望台」や「トッカリショ展望台」は、自然が創り出した見事な夜の風景が楽しめ、「潮見公園展望台」からは白鳥大橋のライトアップや工場煙突群の夜景など、ふたつの展望台とは異なるダイナミックな夜景が楽しめる。
室蘭市の外海沿いにあるイタンキ浜から絵鞆岬展望台までの道路が通称「室蘭観光道路」と呼ばれている。眺めが良いため観光目的で訪れる車も多い。観光道路は道が狭いため、安全に夜景を鑑賞することができる「地球岬展望台」「トッカリショ展望台」「潮見公園展望台」の3箇所をビュースポットとして認定した。「地球岬展望台」は太平洋の大パノラマを一望できる北海道を代表する観光スポットだ。「トッカリショ展望台」は高さ100メートル前後にものぼる断崖絶壁の景観が特徴。「潮見公園展望台」は室蘭市街地側を望むほか、春から夏にかけて夕陽の名所としても知られている。昼間の眺望に劣らず夜景としての価値も高い。「地球岬展望台」や「トッカリショ展望台」は太平洋に面しており、自然が創り出した見事な夜の風景が楽しめる。星空の下、海面が月明かりに照らされたムーンロードや漁り火は神秘的の一言だ。また「潮見公園展望台」は白鳥大橋のライトアップや工場煙突群の夜景など、ふたつの展望台とは異なるダイナミックな夜景が楽しめる。「地球岬展望台」では年に数回、名月鑑賞イベントも開催しているため、中秋の名月に合わせて訪れることもおすすめしたい。ひとつの観光道路において異なる夜景を望める展望台は、北海道の中でも特に貴重な存在だ。本認定を含め、室蘭市は測量山や祝津公園展望台、白鳥大橋に次いで4箇所目の日本夜景遺産認定となった。