夜景遺産認定地
たかまつこうたまもぼうはていとうだい
高松港玉藻防波堤灯台
【日本三大夜灯台】
2016年、夜の美しい灯台として神奈川県藤沢市に立つ日本初の民間の“江の島展望灯台”と山口県下関市の夢ヶ崎に立つ石造り“角島灯台”と共に「日本三大夜灯台」に認定された。
香川県高松市の高松港に所在。1964年12月28日、高松港西防波堤灯台として現在の位置より陸岸近くの防波堤に設置され、初点灯。当時から灯台が赤色で染まったひときわ目立つ存在に市民から親しまれ、「赤灯台」と呼ばれていた。その後、ウォーターフロント事業の進展によって高松港の形態が大幅に変化したことから、沖へ約540m伸びた防波堤の先端へ改築移設。現在の灯台は1998年11月1日に初点灯され、「せとしるべ」の愛称をもつ。世界初の総ガラス張りの灯台で、夜間は内部の照明により灯塔全体が赤く発光する。構造は鉄骨5階建てで、塔高14.2m。19cm四方の透過性ガラスブロック1,600個で築かれている。いつまでも色褪せないユニークなデザインとシンボリックな光景で訪れる人を魅了する。高松港を形成する重要なランドマークとして欠かせない存在。2016年、夜の美しい灯台として神奈川県藤沢市に立つ日本初の民間の“江の島展望灯台”と山口県下関市の夢ヶ崎に立つ石造り“角島灯台”と共に「日本三大夜灯台」に認定された。