夜景遺産認定地
たかちほきょうらいとあっぷ
高千穂峡ライトアップ高千穂峡は、阿蘇火山活動の噴出した火砕流が五ヶ瀬川に沿って帯状に流れ出し、急激に冷却され柱状節理の懸崖となった峡谷。滝百選のひとつ「真名井の滝」があり、高千穂峡の静謐な姿を感じることができる。
高千穂峡は、阿蘇火山活動の噴出した火砕流が五ヶ瀬川に沿って帯状に流れ出し、急激に冷却され柱状節理の懸崖となった峡谷。高いところで100m、平均80mの断崖が東西に約7キロに渡って続いている。1934年に国の名勝・天然記念物に、1965年には祖母傾国定公園の一部に指 定、峡谷内には日本の滝百選のひとつ「真名井の滝」があり、高千穂峡の静謐な姿を感じることができる。貸しボートから見上げる約17mの落差のある滝は、荘厳で迫力満点。異なる三本のアーチ橋が一望できる場所や槍飛橋、「おのころ島」「月形」「鬼八の力石」などの伝説に由縁のあるスポットなど、見どころは数多く存在する。遊歩道の一部がバリアフリーで、車椅子利用の方でも「バリアフリー滝見台」まで行くことができる。1969年峡谷のライトアップは「真名井の滝」から始まり、「玉垂の滝」「おのころ池「水車小屋」周辺などにも展開、遊 歩道には約200本の竹灯籠の明かりが並び、幻想的な雰囲気を楽しめる。2017年からLEDを使用し「神都高千穂 神あかり」としてリニューアル。「真名井の滝」が、青、 黄色、紫、ピンクなどで照らされ、それら色彩の移ろいは、幽玄かつ神秘的な雰囲気。夏の高千穂ならではのライトアップイベントは必見。