夜景遺産認定地
こくらいるみねーしょん
小倉イルミネーション2001年よりスタートし、地元北九州のみならず毎年県内外から多くの観光客が訪れる北九州市の冬の風物詩。次世代を担う子供の夢と感動を育み、持続可能な社会づくりのため「環境」について意識を醸成したいとの想いから生まれた。
2001年よりスタートし、地元北九州のみならず毎年県内外から多くの観光客が訪れる北九州市の冬の風物詩。次世代を担う子供の夢と感動を育み、 持続可能な社会づくりのため「環境」について意識を醸成したいとの想いから生まれた。2000年末にJR小倉駅前の顔である小倉そごう閉店がきっかけで、街を元気にしようと声があがり、当時空きビルであった旧小倉そごう(現・コレット/I’m)玄関口、井筒屋クロスロード、紫川・鴎外橋の3箇所に、イタリアの「ルーチフェスタ」を設置し「ファンタスティックイルミネーションin小倉」として開催。その後もリバーウォーク北九州やJR小倉駅前(小倉城口・新幹線口)、勝山公園、大芝生広場で趣向を凝らした大小様々なイルミネーションを展開している。2005年からは参加者5000人の乾杯でイルミネーションを点灯し、花見の桜に例えて楽しむ「歳末チャリティ・大乾杯大会」 などのイベントも開催。2007年に名称を「小倉イルミネーション」と改め、商店街、大型店、まちづくり団体、大学、ホテル、行政と幅広いメンバーが実行委員会に参画した。イルミネーションテーマの一つを「エコ」と設定し、「光の回廊」や「光のオブジェ」などさまざまなイルミネーションが冬の夜を照らしている。グリーン電力への参加や各所積極的なLEDの採用を増やすなど、環境モデル都市・北九州市の都心部に相応しく、未来へつながる思いを込めたイルミネーションを展開。北九州市は全国最大級の1,400haの竹林面積を有するのだが、竹林を保全するために生じた竹の間伐材を使った「竹灯籠」を来場者が点灯できる。使用した竹は終了後に竹炭としてリサイクル。そのほか学生や地域団体等による手づくりのイルミネーションや、廃材を有効利用した作品など心温まる作品も多く楽しめる。期間中「きらぽっぽ」の運行やさまざまなイベントを実施。