夜景遺産認定地
もじこうれとろてんぼうしつ
門司港レトロ展望室展望台までの高さ103m。ガラス張りの空間からは門司港や関門海峡の夜景が望める。
かつては国際貿易港として栄えた門司港。日本を代表する建築家黒川紀章氏設計による高層マンション「門司港レトロハイマート」の31階(103m)を市が購入、展望室として開放している。眼下には明治・大正時代の国際貿易港として栄えた門司港と都市機能を整備した街並みを一望し、異国情緒漂う世界へタイムトリップさせてくれる。2004年4月より門司港の観光促進に特化した部署「門司港レトロ室」を開設。また地元・民間・観光協会・行政が連携し観光振興と地域の活性化を推進することを目的に平成7年、門司港レトロ倶楽部が設立された。宿泊客誘致のために夜の観光にも力を入れ、現在は関西を中心にPRしている。また、冬期に開催されるイルミネーションもみどころのひとつ。2013年から「門司港レトロ浪漫灯彩」と題し、門司港レトロ一帯の樹木や歴史的建造物ライトアップのほか、光り輝くアーチを設置するなど、ロマンチックな夜の演出が大胆に生まれ変わった。