夜景遺産認定地
いなさやま
稲佐山
【世界新三大夜景】 【日本新三大夜景】
2012年に開催された「夜景サミット(第四回日本夜景サミット)」では、香港・モナコと並んで「世界新三大夜景」に認定された。標高333mの山頂部からはライトアップされた女神大橋から市街地まで360度の大パノラマが望め、湾曲する長崎の地形的特徴が生きた夜景。
2012年に開催された「夜景サミット(第四回日本夜景サミット)」では、香港・モナコと並んで「世界新三大夜景」に認定された。標高333mの山頂部からはライトアップされた女神大橋から市街地まで360度の大パノラマが望め、湾曲する長崎の地形的特徴が生きた夜景。1000万ドルとも称される夜 景は、海と山に囲まれた街の灯から成り立ち、長崎港の地形の妙が特有の造形美を創出している。山頂には総ガラス張りの円柱形の展望施設があり、近年リニューアル。屋上の夜景鑑賞スペースはひとまわり広くなり、夜景案内板も設置。長崎スカイウェイが2008年3月末で廃止された後、山頂には駐車場(有料)を整備。蝋燭のような照明は配され、「キャンドルライトパーキング」と称されている。2011年にはロープウェイのゴンドラを改修、2012年には山頂駅から駐車場に至る通路の天井部にLED照明が光輝く「光のトンネル」が誕生した。多種のプログラムが組み込まれ、市内のイベント時には龍などのモチーフが浮かび上がる。「長崎」の夜景は2012年の「世界新三大夜景」の認定後、稲佐山への来場者は急激に増え、2013年2月におけるロープウェイの乗車数は誕生以来新記録を樹立している(2月単月比)。さらに2011年に9万人だった乗車数は2013年は15万人を記録。全国では希有な驚異のV字回復をしている。2015年に続き2018年「日本新三大夜景」にも再認定された。