夜景遺産認定地
ぐじょうてんぼうだい
具定展望台愛媛県四国中央市寒川町に位置。市内からは、翠波高原や金砂湖、富郷方面へ向かう国道319号を上り、その中腹の標高349メートルにある。2008年3月、法皇バイパスの全線開通により、四国中央市街から具定展望台までは完全2車線となった。
愛媛県四国中央市寒川町に位置。市内からは、翠波高原や金砂湖、富郷方面へ向かう国道319号を上り、その中腹の標高349メートルにある。2008年3月、法皇バイパスの全線開通により、四国中央市街から具定展望台までは完全2車線となった。夜景は180度スケールの大パノラマ。瀬戸内海を正面(北側)に、眼下には具定町から国道11号、寒川港、伊予三島中央青果市場周辺の市街光。西方向は寒川町から豊岡町までの光が続く。また、東方向は三島中央市街から大王製紙、愛媛製紙、丸住製紙などの製紙系の工場群が広がる。目を凝らせば、工場群の先に川之江城の城郭も見える。標高349メートルは日本三大夜景の函館山や稲佐山と近いが、視野の広がりによる夜景のダイナミックさは標高以上のインパクトを創出している。また、製紙工場群の景観も夜景にメリハリを付け加える。瀬戸内海沿いの街並みといった地形的特徴はもちろん、展望台の整備状況、至便性等、四国でも貴重な存在である。駐車場(約15台程度)と簡易トイレ。その北側に東屋のある展望台がある。