夜景遺産認定地
しゅうなんふゆのつりーまつり
周南冬のツリーまつり山口県周南市で年に一度開催される冬期イルミネーションイベント。その歴史は古く、1985年から始まり2013年で29回目を迎える。
山口県周南市で年に一度開催される冬期イルミネーションイベント。その歴史は古く、1985年から始まり2013年で29回目を迎える。当時はJR徳山駅前の18本の樹木に対して施された7色の電飾が全国的にも珍しく、多くの人で賑わっていた。しかし、近年は全国各地でイルミネーションが実施され、競争が激化する中、周南市を代表するイベントとして全国に発信するためには、根本的な見直しが求められる。そこで、2011年より徳山商工会議所・周南市・新南陽商工会議所が中心となり、来場者を増やすべく大幅なリニューアルを実施。これまでの単なる装飾型からJR徳山駅及び、メインストリートの御幸通り、周辺部の商店街である銀南街やPH通り、青空公園といった中心市街地を舞台に回遊式のイルミネーションへと路線を変更。2011年は「希望の光」をテーマとし、御幸通りの樹木に「伝統」を「電灯(灯り)」で表現し、斬新なイルミネーションを展開。2012年は「願いの光」がテーマ。国内で蝋の生産シェアNo.1日本精蝋(株)徳山工場の存在や日本初の電灯会社(電力会社)の社長が徳山出身であるなど、「あかりの故郷」ならではの魅力を発信。御幸通りは、300m続く街路樹がLEDで飾られ、12月23日には歩行者天国になり「ファンタジックナイト」を開催。メイン会場の青空公園では、「大型キャンドルツリー」と夜空に輝く「天空のライティングフラワーショー」が見どころ。約90万球ものLED電球で街が華やかに演出される。