夜景遺産認定地
りゅうおうざんこうえん
竜王山公園山陽小野田市のランドマークである竜王山は、瀬戸内海に面し、高さ135.69メートルの山。開設面積50ヘクタールの広大な公園で、自動車登山道、歩行者登山道、オートキャンプ場、フィールドアスレチック、パーゴラ、広場、園路、モミジ谷などが整備され、展望台も設置されている。
山陽小野田市のランドマークである竜王山は、瀬戸内海に面し、高さ135.69メートルの山。開設面積50ヘクタールの広大な公園で、自動車登山道、歩行者登山道、オートキャンプ場、フィールドアスレチック、パーゴラ、広場、園路、モミジ谷などが整備され、展望台も設置されている。自動車登山道の最終地点はロータリーとなっており、停車スペースは10台程度で見晴らしが良く、止めた車の中からでも夜景鑑賞が可能。山頂の展望台からは、360度の眺望が可能で、山陽小野田市、宇部市の市街地から、関門大橋や四国、九州の連山、国東半島を一望。「せとうち夢海道50景」にも選出されている。夜景の景観的特徴は3つ。ひとつは対岸の九州から関門大橋までの遠方に瞬く微細な光景。ふたつめは山陽小野田市(北東)、宇部市周辺(東)、小野田港周辺の住宅光や道路照明、3つめは宇部市の工業地帯の光群に分類される。宇部市の工場地帯は京浜、京葉、阪神工業地帯にもひけをとらないくらいであり、竜王山からの夜景にインパクトを与える存在として貴重。また、市街光も光量の多い密集地と河川等などの闇とのコントラストによりメリハリが感じられる。同山には「ヒメボタル」が生息しており強い黄金色の光をフラッシュのように発光。季節感溢れる夜景として希有な存在。