夜景遺産認定地
はしぐいいわらいとあっぷ
橋杭岩ライトアップ橋杭岩(はしぐいいわ)は、和歌山県東牟婁郡串本町にある奇岩群で、吉野熊野国立公園に属し、国の名勝や国の天然記念物の指定も受けた観光名所。串本から大島に向かって、約850mの列を成して大小40余りの岩柱が連続してそそり立っている。
橋杭岩(はしぐいいわ)は、和歌山県東牟婁郡串本町にある奇岩群で、吉野熊野国立公園に属し、国の名勝や国の天然記念物の指定も受けた観光名所。串本から大島に向かって、約850mの列を成して大小40余りの岩柱が連続してそそり立っている。直線上に岩が立ち並ぶ姿が橋の杭のように見えることから命名された。干潮時には橋杭岩の中ほどにある弁天島まで歩いて渡ることができる。この橋杭の正体は、海の浸食によって岩のやわらかい部分が削り取られ、長い年月をかけて硬い部分だけが残されたというもの。その昔、弘法大師と天邪鬼が一晩で橋を架ける賭をして、一夜にして立てたという伝説も残っている。橋杭岩を通して見る朝日はとても美しいと評判で、日本の朝日百選の認定も受けている。一方、橋杭岩のライトアップは日没からスタート。夕暮れの茜色やブルーモーメントの色彩とLEDで照らされた橋杭岩とのコントラストは壮麗。その後の闇夜の時間帯にも、ライトアップされた橋杭岩が明瞭に浮かび上がり、 幻想的な奇景が一層極まる。また、遊歩道下からの照明は干潮の時間帯であれば砂地を、満潮の時間帯であれば海面を艶やかに照らし出し、照明の色彩が変化することでフォトジェニックなシーンを次から次へと生み出している。