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夜景遺産認定地

こうだいじ やかんとくべつはいかん

高台寺 夜間特別拝観

ライトアップ夜景遺産 / 関西

高台寺は豊臣秀吉の没後、菩提を弔うために夫人である北政所ねねが1606年(慶長11年)に開創した寺。正式名称は「高台寿聖禅寺」である。1624年(寛永元年)に建仁寺の三江和尚を開山としてむかえたのち、現在の「高台寺」と号することになった。

INFORMATION

高台寺は豊臣秀吉の没後、菩提を弔うために夫人である北政所ねねが1606年(慶長11年)に開創した寺。正式名称は「高 台寿聖禅寺」である。1624年(寛永元年)に建仁寺の三江和尚を開山としてむかえたのち、現在の「高台寺」と号することになった。高台寺の霊屋には、今も華麗な蒔絵を施した階段や厨子が残り、「高台寺蒔絵」として有名である。京都・滋賀の社寺を巡り、社寺の名前が入った玉を集める「数珠巡礼」もお守りとして人気。座禅や茶道を体験することもでき、伝統的な日本文化に親しむ事もできる。高台寺では、春〜秋にかけて期間限定による夜間特別拝観が行われている。「開山堂」「霊屋」「傘亭」をはじめ、国の重要文化財に指定されている建造物が見事にライトアップされる姿は圧巻である。3月中旬〜5月初旬にかけては、枯山水の庭園である波心庭の枝垂桜がライトアップ。さらに鮮やかな色の照明が白砂を彩るのが特徴。万華鏡をのぞいたような映像も庭中央に設置したスクリーンに映し出され、幻想的な姿を見せる。燈明会は秀吉の命日である18日まで、8月上旬より行われる。高円寺前参道に約800張もの燈明会提灯が日没後灯され、温かみのある明かりが特徴。浮かび上がる光に包まれながら、夏の涼しげな風情を楽しめる。また、10月下旬〜12月初旬にかけて臥龍池と臥龍廊でもライトアップが行われる。秋の訪れを感じる紅葉が、水鏡に朱色や臥龍廊が映り込む姿が印象的。まさに幽玄の世界を感じさせる光景である。

DATA

高台寺 夜間特別拝観
こうだいじ やかんとくべつはいかん
京都府京都市
電車:京阪電車祇園四条駅から徒歩15分
JR京都駅・近鉄京都駅から市バス206(東山廻り)→東山安井停下車徒歩5分
特別拝観:(春の夜間)3月初旬〜5月初旬 (夏の夜間)七夕の2日間と8月初旬〜中旬
(秋〜初冬の夜間)10月〜12月初旬
点灯時間:日没〜22:00
拝観料:大人600円 中高生250円
駐車場:あり
https://www.kodaiji.com/lightup-summer.html
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