夜景遺産認定地
ろっこうさん・てんらんだい
六甲山・天覧台六甲ケーブルの山上駅近く。六甲山の定番夜景鑑賞地。駐車場の2階部分が展望スペース。摩耶山より東側に位置するため、大阪平野部、和歌山方面の夜景が中心。
正式には摩耶山・掬星台が「日本三大夜景」のひとつと称されるが、隣接する六甲山の同展望台も同様のスケール感、景観的特徴を持つ。ダイナミックな夜景は貴重な夜景資源で、天候の良い日には神戸市街、大阪平野部はもちろん、関西国際空港、和歌山方面までの湾曲する海岸線がはっきりと見える。駐車場、展望台の整備状況も良く、夜景の魅力を専門的に解説した「夜景案内板」も設置されている。昭和56年5月25日に昭和天皇がご覧になられたことを記念して「天覧台」と名付けられた。同展望台は六甲ケーブル山上駅を下車してすぐにあり、アクセスの良さから訪れる人も多い。六甲ガーデンテラスや山上のホテルなどの施設へのアクセス拠点となっていることから、まさに六甲山観光の“玄関口”と呼べる存在でもある。駐車場内の東側スペース(4台程度)なら、車に乗ったまま夜景鑑賞が可能。 2007年秋に、元の喫茶店が「六甲ヒルトップギャラリー」として改装された。