夜景遺産認定地
まやさん・きくせいだい
摩耶山・掬星台「日本三大夜景」として有名。“手で星を掬(すく)う”が由来。神戸市内を眼下に湾曲する大阪湾の1000万ドルの夜景は圧巻。展望台も整備。
「日本三大夜景」として有名。“手で星を掬(すく)う”が由来。摩耶山・標高約700m。神戸市内を眼下に湾曲する大阪湾の1000万ドルと称される夜景は圧巻。湾曲する海岸線と市街、埠頭の明かりが融合する特徴を抱く。天候に恵まれれば、神戸市街、大阪市街はもちろん、対岸の和歌山方面も一望できる。二カ所ある展望台は美しく整備され、鑑賞できる夜景を専門的に解説した「夜景案内板」もある。展望スペースには「摩耶☆きらきら小径」も整備。地面に蓄光石(まやストーンと言われる)を天の川に見立てて敷き詰めたものである。ブラックライトの照明により、青白くぼんやりと浮かびあがる。ロープウェイやケーブルによるアクセスも至便。2007年夏には、まやビューライン(ロープウェイ+ケーブル)を運営する(財) 神戸市都市整備公社が、夜景評論家の丸々もとお氏プロデュースにより、まやビューラインも含めた実験的な試みを行っている。なお、神戸市ではゴミの収集や草刈りなど掬星台の維持管理に努めている。近隣には人気ホテル「オテル・ド・摩耶」、まやロープウェイ星の駅の最上階にはレストラン&バー「マヤテラス」がある。