夜景遺産認定地
ちゅうぶでんりょくみらいたわー
中部電力MIRAI TOWER1954年6月20日竣工。名古屋市中区栄の久屋大通公園に立つ、日本で最初に完成した高さ180mの集約電波塔。名駅地区を中心に超高層ビルが乱立する中で、名古屋のランドマークとして市民に親しまれている。2005年、国の有形文化財に登録。
1954年6月20日竣工。名古屋市中区栄の久屋大通公園に立つ、日本で最初に完成した高さ180mの集約電波塔。名駅地区を中心に超高層ビルが乱立する中で、名古屋のランドマークとして市民に親しまれている。2005年、国の有形文化財に登録。2011年までNHK名古屋放送局、CBC、東海テレビ放送、名古屋テレビ放送のVHF4局5波がここから地上アナログテレビの電波を送信。その後、2012年4月1日からはスマートフォン向けマルチメディア放送の電波が送信され、再び電波塔としての役目を果たすことになった。展望台は地上90m、屋内型の「スカイデッキ」と地上100m、屋外型の「スカイバルコニー」の2ヶ所で楽しめる。どちらもカップルやファミリーがゆっくりと鑑賞できるよう、ソファやベンチが設置。2008年には「恋人の聖地」としても選定されており、記念碑やオブジェも飾られている。ビルとビルの間に沈む夕陽の撮影スポットとしても人気だ。夜景は眼下の久屋大通公園やオアシス21から遠くの伊勢湾や御岳山に至るまで、大都市名古屋の灯りが伸びやかに続く。夜景が平面的に広がり視点場も程よい高さにあるため、見下ろさずとも大パノラマが無理なく鑑賞できる。冬期は「NAGOYAアカリナイト」イルミネーションの特等席としてもみどころ。そのほかブライダルサロン併設の「パークバンケット」やカフェ、レストランやデザイン性の溢れるギフトショップ等も充実。