夜景遺産認定地
かるいざわ・しらいとのたきいりゅーじょん
軽井沢・白糸の滝イリュージョン白糸の滝は長野県と群馬県を結ぶ約10kmの白糸ハイランドウェイ沿いにある最大観光地。滝の景観的魅力は去ることながら、紅葉も素晴らしく愛好者が多い。
白糸の滝は長野県と群馬県を結ぶ約10kmの白糸ハイランドウェイ沿いにある最大観光地で、落差は約3m、幅は約70mにも及ぶ。概ね流量は一定で濁らず、晴雨に左右されることなく常に幾条もの白糸のように清水が流れ落ちることから、その名が命名された。滝の景観的魅力は去ることながら、紅葉も素晴らしく愛好者が多い。同エリアでは、軽井沢唯一の一般有料道路を経営する株式会社白糸ハイランドウェイが夏の軽井沢に訪れる観光客へ夜の贈り物として、4年前より光演出型のイベントを開催。実施場所である「白糸の滝」は上信越国立公園内であるため、環境省へ自然公園法に基づく手続きを経て実施している。「白糸の滝」をライトアップする事で、夜の楽しみが少ない軽井沢地区での夜の観光スポットとしての役割を担うと共に、観光客に昼間は気付かれなかった自然の美しさを再認識させ、環境意識の向上を図ることが目的。現在はクールシェアスポット、クールシェアイベントに登録され、軽井沢町全体の活性化を担う。滝を青と白い光源で照らした幻想的な空間は、夏ならではの涼やかな夜景を創出。またプロジェクションマッピングも過去2回の実施により好評を博し、軽井沢の夏の風物詩として定着しつつある。昨今の電力事情を鑑みて必要電力を最小限に抑える為、滝全体を照らすことよりも発光手法を工夫して効果的に演出。点滅等は必要最小限としている環境に配慮している。氷柱白糸イルミネーションと合わせて、二年連続で二箇所の夜景遺産登録が誕生したことで、ますます夜景観光地としてのブランドを高めている。