夜景遺産認定地
えのしま しょうなんのほうせき
江の島 湘南の宝石
【関東三大イルミネーション】
神奈川県藤沢市、湘南海岸から相模湾へと突き出た陸繋島である江の島。観光名所としては全国的に知名度も高く、夏は海水浴やマリンスポーツ等、年間600万人もの観光客で賑わう。一方、冬期は藤沢市や江ノ島電鉄をはじめ、周辺地域の事業者など官民一体でイルミネーション等を活用した冬の一大イベントを実施。
神奈川県藤沢市、湘南海岸から相模湾へと突き出た陸繋島である江の島。観光名所としては全国的に知名度も高く、夏は海水浴やマリンスポーツ等、年間600万人もの観光客で賑わう。一方、冬期は藤沢市や江ノ島電鉄をはじめ、周辺地域の事業者など官民一体でイルミネーション等を活用した冬の一大イベントを実施。2010年度策定の「藤沢市観光振興計画」により、夏のイメージだけではない四季を通じた江の島への観光客誘致を図っている。2012年で10回目を迎えた「湘南の宝石」は12月〜2月の期間中、イルミネーションと合わせて様々な仕掛けを夜間に演出。江の島のシンボルを光で彩る「江の島シーキャンドルライトアップ」に始まり、「江の島ウィンターチューリップ」、ライトバルーンやミラーボールを使った光のアート「バレンタインアイランド江の島」など、時期によってイベントに変化を持たせている。その効果もあり、通年で多くの来訪者が訪れる観光地に大きく変化している。2018年、イルミネーションの質もさることながら、多岐に渡る取り組みから全国屈指の集客力を誇る同イベントは、「あしかがフラワーパーク」と並び、「関東三大イルミネーション」に再認定された。また日本夜景遺産としても、「江の島展望灯台」が既に施設型夜景遺産として認定されており、一施設で「施設型」と「ライトアップ」の二分野で認定されることは初の快挙となった。