夜景遺産認定地
せんそうじ
浅草寺東京都台東区浅草にある東京都内最古の寺で山号は「金龍山」という。本尊は聖観世音菩薩。元は天台宗に属していたが第二次世界大戦後独立し、聖観音宗の総本山となった。観世音菩薩を本尊とすることから「浅草観音」あるいは「浅草の観音様」と呼ばれている。
東京都台東区浅草にある東京都内最古の寺で山号は「金龍山」という。本尊は聖観世音菩薩。元は天台宗に属していたが第二次世界大戦後独立し、聖観音宗の総本山となった。観世音菩薩を本尊とすることから「浅草観音」あるいは「浅草の観音様」と呼ばれ、年間約3000万人もの参詣者がおとずれる。東京都内唯一の坂東三十三観音霊場の札所(13番)であり、江戸三十三観音霊場の札所(1番)。鎌倉時代に将軍の篤い帰依を受けた浅草寺は、外護者として歴史上有名な武将らの信仰を集めた。江戸 時代初期、徳川家康によって幕府の祈願所と定められてからは堂塔の威容がさらに整い、江戸文化の中心として大きく繁栄した。雷門は表参道入口の門にあり、向かって右の間に風神像、左の間に雷神像を安置することから正式には「風雷神門」という。慶応元年(1865年)に焼失後、長らく仮設の門が建てられていたが昭和35年、約1世紀ぶりに鉄筋コンクリート造で再建された。実業家・松下幸之助が浅草観音に祈願して病気平癒した報恩のために寄進したもの。門内には松下電器産業(現パナソニック)寄贈の大提灯があり、三社祭の時と台風到来の時だけ提灯が畳まれる。雷門から宝蔵門に至る表参道の両側にはみやげ物や菓子などを売る「仲見世」が立ち並ぶ。江戸開府400年記念事業として『輝く21世紀の浅草』をスローガンに、2003年から本堂・五重塔・宝蔵門・雷門のライトアップを始めた。2012年にはスカイツリーの完成により新旧建造物2大ライトアップの競演も楽しめるようになった。夜間は本堂の扉は閉められているが、参拝は可能。