夜景遺産認定地
とうきょうどいつむら・ういんたーいるみねーしょん
東京ドイツ村・ウインターイルミネーション東京ドイツ村の冬の恒例イベント。目に鮮やかに映る光の魅力だけでなく、“心の中まで明るく照らし出す”をイルミネーションの本質と考え、2006年よりスタート。毎年来場者を増やし、五回目を迎えた2010年度には43万人の来場者が訪れた。
東京ドイツ村の冬の恒例イベント。目に鮮やかに映る光の魅力だけでなく、“心の中まで明るく照らし出す”をイルミネーションの本質と考え、2006年よりスタート。毎年来場者を増やし、五回目を迎えた2010年度には43万人の来場者が訪れた。東京ドイツ村は千葉県袖ケ浦市に位置する花と緑のテーマパークで、敷地面積は27万坪と東京ドーム約20個分の広さを誇る。ウインターイルミネーションは、地域の人々の協力を得て毎年テーマを決め、様々な色彩のLED電飾やオブジェを装飾し、幻想的で美 しく楽しい世界を創出。2013年度のテーマは「deLightful〜はじける笑顔〜」。マルクトプラッツ周辺の広場では、植栽、壁面、装飾、建物の屋根の全てが音と光でシンクロするショーが行われ、豊かな斜面を抱く広大な敷地には、「お菓子の家のイルミネーション」や「笑顔に導く七つの法則」なる言葉が掲げられた高さ1メートル程度のキッズハウス等を設置。アイデアを生かした様々な演出は、張り巡らされたウッドデッキを歩くことでじっくりと堪能できる。光模様の向こう側に来場者の人々の影が浮かんで見え、影と光模様が競演する風景は絵本のワンシーンに出会ったような感動が得られるが、この演出も計算済み。その他、全国で最初の事例となった七色レインボーに輝くイルミネーショントンネルや、遠方の横浜の夜景とドイツ村内のイルミネーションの競演を大観覧車からの眺める演出などで、多くの来場者を楽しませている。2018年、250万球のイルミネーションで光の世界を表現。昨年好評だった電動カートでのイルミネーション回遊も再登場。新たに中国の伝統的なランタンの展示を実施。