夜景遺産認定地
とうきょうすかいつりー
東京スカイツリー2012年5月に開業した自立式電波塔で地上高は634m。電波塔としては世界第1位、建造物としてもブルジュ・ハリファの828mに次ぐ世界第2位の高さを誇る。
2012年5月に開業した自立式電波塔で地上高は634m。電波塔としては世界第1位、建造物としてもブルジュ・ハリファの828mに次ぐ世界第2位の高さを誇る。2011年に「世界一高いタワー」としてギネス世界記録TMに認定。タワーを中心に水族館、プラネタリウムのほか、商業施設「東京ソラマチ®」やオフィスビルで構成された周辺施設一帯を「東京スカイツリータウン®」という。内部は高さ350mに「東京スカイツリー天望デッキ」、高さ450mに「東京スカイツリー天望回廊」が位置。天望デッキは360度総ガラス張りの展望台として、レストランやカフェ、ショップなどもあり、来場者ニーズに合わせた様々な夜景鑑賞が楽しめる。都内全域の視界を遮ることなく大パノラマで鑑賞するという景観は、人々の夜景鑑賞価値を開業前後で大きく変えた。また単に空間デザインのみならず、天候不順の場合にも楽しめるような演出も多い。最新のデジタルサイネージやガラス床があり、数々のイベントによるパフォーマンスなど、観光施設として満足度の向上にも努めている。天望回廊はチューブ型でガラス張りのスロープをのぼり、最高到達点「ソラカラポイント」451.2mを目指しながら夜景を鑑賞。その光景は単に展望名所という枠を超えた非日常的な夜景鑑賞地となっている。そのほか、外観のライティングデザインも東京の夜景価値を高めたひとつではあるが、本認定は夜景鑑賞地としての展望台が認定となった。