夜景遺産認定地
タワーホールふなぼり
タワーホール船堀1999年3月にオープンした江戸川区のシンボルタワー。職・住・遊・学の調和の取れた区民生活の実現を目指している。
1999年3月にオープンした江戸川区のシンボルタワー。建物自体は、「人と人が出会い、交流し、情報交換などが行えるコンベ ンション機能」「区の重要施策である健康、文化、産業の質的向上を図る機能」「映画・展望・食事など訪れた方々がくつろぎ、楽しめるアミューズメント機能」の3つの機能が複合。職・住・遊・学の調和の取れた区民生活の実現を目指している。館内には音楽・演劇が可能なイベントホールや会議室、映画館やレストラン等、地域密着型施設が立ち並ぶ。タワーの高さ115mには103mに位置した展望室がある。無料の展望台としては珍しくエレベータガールが常時在籍し、来場者を上階まで案内。展望室は360度回遊式の構造で適度な照度の夜間照明が設置。同施設は東京都と千葉県の境界付近にあるため、都内中心部の展望施設とは一味違った夜景が楽しめる。西側は眼下の江戸川越しに都内高層ビル群の都市夜景が一望。西に沈む夕陽、ブルーモーメントの夜空、優美な曲線状に渋滞する車のヘッドライトや高速のナトリウム灯など、寒色と暖色が絶妙なコントラストを魅せる。東から北側は平野部に住宅地の灯りが広がる郊外夜景、南側は幕張やディズニーリゾートを望む海夜景など、見る方角によって様々な種類の夜景がパノラマ的に楽しめる。さらに、2012年以降は夜景的価値が一段とパワーアップ。東京タワー・六本木ヒルズ・レインボーブリッジ・東京駅周辺・葛西臨海公園の観覧車・東京スカイツリー・東京ゲートブリッジ・富士山等、首都圏の主役がこれほどまで一堂に鑑賞できる視点場は都内でも数少ない。子供から高齢者まで幅広い年代が充分に夜景を満喫できる鑑賞地として貴重である。