夜景遺産認定地
はちのへさんしゃたいさい
八戸三社大祭享保六年、豊作を願って法霊社(現おがみ神社)がみこし行列を仕立て、長者山虚空蔵堂(現新羅神社)まで練り歩いたのが起源。明治以降、おがみ神社、新羅神社、神明宮の三社の合同祭礼となり、やがて三社大祭と呼ばれるようになった。日本の伝統的な神祭のひとつで、国の重要無形民俗文化財に指定されている。
享保六年、豊作を願って法霊社(現おがみ神社)がみこし行列を仕立て、長者山虚空蔵堂(現新羅神社)まで練り歩いたのが起源。明治以降、おがみ神社、新羅神社、神明宮の三社の合同祭礼となり、やがて三社大祭と呼ばれるようになった。日本の伝統的な神祭のひとつで、国の重要無形民俗文化財に指定されている。7 月31 日から8 月4 日までの5 日間にわたり催され、おがみ神社、新羅神社、神明宮の三社の神輿行列に始まり、神話・伝説・おとぎ話・軍記物・歌舞伎といった題材をモチーフにした山車27台が色鮮やかに街を練り歩く。中でも31日の前夜祭、2日の夜の山車合同運行、4日の後夜祭では、絢爛豪華な山車絵巻が夜の闇に幻想的に浮かび上がり、いにしえの世界を再現させる。2004年「山車行事」として国の重要無形民俗文化財に指定された。2016年三社大祭としては130年目を迎え、ユネスコ無形文化遺産にも登録された。