夜景遺産認定地
さっぽろほわいといるみねーしょん
さっぽろホワイトイルミネーション
【日本三大イルミネーション】
初冬の札幌を彩る風物詩として全国的にも知名度が高い「さっぽろホワイトイルミネーション」。昭和56年12月、大通公園2丁目広場で1048個の電球でスタートし、年々その規模を拡大。2009年で29回を迎える。
初冬の札幌を彩る風物詩として全国的にも知名度が高い「さっぽろホワイトイルミネー ション」。1981年12月、大通公園2丁目広場で1048個の電球でスタートし、年々その規模を拡大2014年で34回を迎える。1981年当時は夏型観光が主流であり、“四季折々の魅力溢れる札幌”に訪れてもらう通年観光への脱却は大きな課題となっていた。そこで、ニューヨークのクリスマスツリーのように札幌でもイルミネー ションができないかというアイデアが出され、さらに世界的にユニークなホワイトイルミネーションを目指すこととなった。そして、その名の通り白い光をマッチングさせつつ、デザイン化された造形と幻想的な音楽を絡ませるという手法に至ったのだという。1048個から始まった電球数は毎年増え続け、2013年度(第33回)には45万個となった。さらに、3丁目にはグリーン電力も導入された。札幌ならではの雪景色とイルミネーションの競演は見事で、毎年多くの観光客が訪れている。毎年11月下旬から開催。エリアは「大通公園会場」「駅前通り会場」「南一条通り会場」の3会場。会期は会場毎に異なる。ツリーはもちろん、花や草木などを模した光のオブジェが立ち並ぶ。札幌テレビ塔のイルミネーションとの競演は見事だが、テレビ塔の展望台からも壮大なスケールを十分堪能できる。2017年「日本三大イルミネーション」に認定された。北海道胆振東部地震のあった2018-2019シーズン大通会場に発電機を持ち込み、バイオディーゼル燃料発電でLEDの数が81万個を点灯。エコを意識したイルミネーションを実施。1985年「自治省 都市景観賞」、「札幌市 都市景観賞」1996年「日本建築美術工芸協会特別賞」を受賞。