夜景遺産認定地
おおくらやまじゃんぷきょうぎじょう(さっぽろおおくらやまてんぼうだい)
大倉山ジャンプ競技場(札幌大倉山展望台)ホテルオークラ創業者の大倉喜七郎男爵が札幌市に寄贈したジャンプ競技場で、世界的にも珍しい大都市(190万都市)に立地する。山頂スタート地点にある展望台からは、雄大な石狩平野に広がる札幌市街地の平面的な大パノラマを間近に見下ろすこと可能で、毎年40万人以上の観光客が訪れている。
1931年に最初のジャンプ台が完成した大倉山ジャンプ競技場は、1972年には札幌オリンピック冬季大会90m 級スキージャンプ競技の舞台となった歴史あるジャンプ台。ホテルオークラ創業者の大倉喜七郎男爵が札幌市に寄贈したジャンプ競技場で、世界的にも珍しい大都市(190万都市)に立地する。山頂スタート地点にある展望台からは、雄大な石狩平野に広がる札幌市街地の平面的な大パノラマを間近に見下ろすこと可能でき、毎年40 万人以上の観光客が訪れている。標高307mからのダイナミックな夜景は、ライトアップされたジャンプ台のアプローチの先に、雪まつり会場となる大通公園、札幌テレビ塔が視線に飛び込んでくる。湾曲するジャンプ台のアプローチは着陸を目指す飛行機の軌跡のようで、眼下に一直線に伸びた公園はさながら滑走路のよう。世界的にも珍しい比類なき光景である。その他、JRタワーT38、札幌テレビ塔、ノルベサ観覧車ノリア等のランドマークやすすきの歓楽街のネオンなど、札幌市内の明かりがゴージャスに広がる。夕夜景が楽しめる冬期間に加え、年に数回期間限定で21時まで展望台リフトの夜間営業を実施しており、夜景鑑賞を楽しむことができる。一方、市街地からは大倉山の斜面に一際明るく浮かび上がるジャンプ台を眺められ、札幌夜景に独創的なアクセントを加えている。